芦川地域では数百年前から、ひな祭りで飾ったひし餅を、子ども達が河原で野菜などと一緒に煮てみんなで食べるといった行事がありました。
この行事を『3月飯(さんがつめし)』といいます。
芦川の地域福祉推進委員が中心となり、地域の方々と笛吹社協の【1地区1良いとこ事業】の協働によりその伝統を復活させました。
6年前から地域の皆様の協力により毎年開催され、今年も、6月29日(日)に、芦川オートキャンプ場において行われました

現在の芦川町の人口は427人。
そこになんと130人もの方が参加しました。
地元の小学生は6人ですが、町外に出ているお子さんたちがお孫さんを連れて参加。
なんと!町内外から50人の子どもたちが集まりました

↑ 数日前より入念な準備を行い、前日には、地域の家をお借りして ↑
色とりどりの「ひし餅」を作りました。
↑子どもから、お年寄りまで、かまど作りから食材の調理まで一緒に行いました
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↑ 山間の自然の中、清流のせせらぎを聞きながら ↑
出来上がった3月飯(お雑煮・おじや)をいただきました。
↑3月飯を食べた後は、参加者全員で輪投げゲーム↑
子どもたちよるスイカ割りで楽しみました


↑当日は、ボランティア『御坂町二階ポン菓子クラブ』による↑
ポン菓子もふるまわれ、みんなで美味しくいただきました。
芦川に伝わる伝統行事・・・3月飯(さんがつめし)
参加したお年寄りの、またそのおじいちゃん、おばあちゃんから伝わってきた行事。
それが、芦川に住む子どもたちや、町内外に住んでいるお子さんや、お孫さんたちにも確実に受け継がれたと思います。
このような伝統行事が地域の繋がりを深めていくと感じました。
芦川地域事務所 (記事:坂本)