8月31日、八代町南森の上地区の防災訓練に参加させていただきました。
地域の方の協力のもと、日ごろはベッド上で生活をされている要介護高齢者のYさんも防災訓練に参加し無事避難所まで行くことができました。地域の皆さんのおかげです。
下り坂では、思っていた以上に車イスのスピードが出てしまい介助が大変でした



(無事避難でき、Yさんもほっと一安心)

「ありがとうございました」「いい訓練だな」「参加してよかったな」「お疲れさまでした」と一旦はYさんと私(ケアマネジャ)も満足。
しかし、そこで重大なことに気付きました
なんと、なにも持たず、手ぶらで避難してしまったことに・・・。

避難生活を余儀なくされている方々の姿をテレビで目にしているはずなのに。
手ぶらで飛び出してしまい、せっかくの日頃の準備も、緊急連絡先も、大事な薬も、もちろん、食料も、着替えも何も持たず、身ひとつで避難してしまいました。これが実際の場面だとしたら、助かったのに、助からない。
たかが訓練、されど訓練。
日常の準備も無駄にしない動きが必要です。今回の訓練に参加した事で課題も具体的になりました。
森の上の皆さんありがとうございました。今後実践に活かしていきます
当居宅介護支援事業所では日頃より災害時の際の取り組みとして利用者台帳を印刷し、サービス事業所の連絡先、災害時の対応内容の一覧を非常時持ち出し袋に入れていつでも持ち出しできる体制をとっています。また、サービス担当者会議では災害時の対応方法、避難場所を確認するなど、災害時に具体的に対応できる方法を利用者様、ご家族様と確認させていただいております。
今後も利用者様が安心し自宅で生活できるような支援に努めていきたいと思います。
居宅介護支援事業所 岩間