(公民館で皆で交流)
地区の公民館で開催している、介護予防事業「やってみるじゃん」に
地区の高齢者の方はもちろん、民生委員・区役員、
福祉教育を兼ねて一宮南小学校1年生の総勢30名の方が集まりました
「一宮町を考える会」より、地図を使って地域の話をしてもらいました。
地区名当てクイズ 読めるかな? 地図のどこにあるか見つけよう!
地域の高齢者の方や民生委員、区役員、そして児童がテーブルを囲み
クイズを一緒にやったり、地図を使った地域探検をしたり楽しい時間を過ごしました!


帰り際には、児童より歌のプレゼントがありました。
元気で明るい歌声に、地域の方からは大きな歓声と拍手が起こり
元気と笑顔が絶えない交流となりました!
超高齢少子社会、世帯環境の変化などを要因として、地域住民同士や
高齢者と子どもたちとの交流の場が少なくなってきています。
高齢者の方から学ぶ教えや知恵、また子どもたちからもらう元気や気持ちなどは
お互いにとって大きな財産となりますね。
(福祉講話)
一宮中学校では1年生約100名を対象に、聴覚障がいの方を講師に招き
手話通訳士の通訳を交え話を聞きました。
まず最初に、講師と手話通訳士のお二人に生徒の前に出てもらい、どちらが
耳が不自由であると思うか生徒に挙手で聞いてみたところ・・・
手話通訳士の方に大勢の挙手がありました。


耳が不自由であるということは、外見では判断されにくいことも多いそうです。
そのようなことや他者とのコミュニケーションの取り難さより、
人との距離を置いたり、人間関係で苦労することもあるとのことでした。
実際に間違えた生徒も多く、講師の話の理解がより深まったと思います。


コミュニケーションの取り方については、「手話」「口語」「空書」「ゼスチャー」などの
手法を実演を交え教えていただきました。
また、生徒の代表者にも実際に行ってもらい他の生徒に伝わるかなどを
クイズ形式で行い、楽しさの中にも真剣さが伝わる良い機会となりました。
最後に講師の方よりこんなお話を頂きました。
「世の中には、色々な障がいを持ちながら生活している人
がいることを知って欲しい。障がいを持っているということで、生活上の不便や、
また地震や火事など災害時に対する不安があります。
平時や災害時を問わず、困っている人がいたら声かけやゼスチャーで
接触を取って欲しい。最初は戸惑いはあるかもしれませんが、皆さんのその勇気がとても心強い助けとなります」
実体験に基づく体験や実演を交えた講師の話が、生徒の皆さんのこれからに
役立ってくれたのなら、とても嬉しく思います。
これからも、次代を担う子ども達との交流の場を持ち、
地域の皆が暖かい気持ちになれるような機会を
地域の方や学校の協力を得て多く作っていきたいと思います!
by 一宮地域事務所