去る1月16日 八代総合会館において

ふえふき地域見守りネットワークとは
「見守りネットワーク研修会」を開催いたしました。
東京都福祉保健部「高齢者等の見守りガイドブック」作成にあたり
「東京都区市町村の高齢者見守り体制充実に向けた関係者会議」の委員長を勤められた
小林 良二 教授 (東洋大学 社会学部 社会福祉学科)をお招きして
『地域における見守りネットワークについて』ご講義いただきました。
▲ 小林 良二 教授 ▲
この研修会には、
社協理事・評議員、民生委員、ふえふき地域見守りネットワーク事業所連絡会、包括支援センター、行政、笛吹市の見守りネットワークづくりを推進している方々100人以上のご参加をいただきました。
▲ 熱心に耳を傾ける参加者の皆さま ▲

▲現在行っている笛吹社協の取り組みについて説明▲
小林教授からは、
*地域住民による見守りや気づきは、社会的孤立から生じる様々な問題への対応に不可欠であること。
*見守りには、「緩やかな見守り」「担当による見守り」「専門的な見守り」など様々な方法があること。
*見守りによる気づきを相談できる専門的なしくみや担当者・拠点が必要であること。
このことにより、様々な立場の方が、安心して情報を提供したり連絡や相談ができるようになり、包括的な見守りがネットワークが形成されること。
*個人情報保護に配慮しながらも柔軟な見守り活動を推進するための情報提供が必要であること。
などのお話をいただきました。
誰もが安心して暮せる地域社会を目指して、
地域での支えあいにより重層的に支えていく体制づくりの重要性
を強く感じました。


事業者のみなさまと地域のみなさまにご協力をいただきながら、
日常生活や仕事の中で、
見守る人、見守られる人を特定しない形で、
高齢者や障がい者等の地域の住民をゆるやかに見守っていくものです。
このことにより、
*高齢者の孤立の防止・虐待防止
*認知症の方とそのご家族の支援
*消費者被害の防止
*災害時の安否確認
などの課題に地域全体で取り組んでいきます。
地域福祉課 坂本