11月に笛吹市高齢福祉課・福祉総務課からの委託を受け開催されています生活支援員・市民後見人養成講座を修了された方を対象に、座学で学んだことを実際の活動に向けてより実践感覚を養うために後見センターでは現場研修を実施しています。現在10名が実習を受けられています。
7月は知的障がい・精神障がいなどをもっている方々が通っている作業所(地域活動支援センター3型)にて現場研修を行い、障がいの特性を知り、作業所の役割・機能の理解をすることを目的としました。笛吹市には春日居ふれあい工房・一宮夢ふうせん・八代育美会の3か所の作業所があります。今回は八代育美会での現場研修の様子をお伝えしたいと思います
まず、実習生は指導員より、八代育美会についての説明を受けられました。今回の実習生は6月に開催されたフォローアップ研修にも参加され、その際も障がいについて学ばれてきているので、障がいを持っているからと言って特別な対応をするのではなく同じ目線に立って接することが必要という指導員からの話に理解を示されていました。
また、作業所での指導員の対応について、障がいに寄り添いながらも、時には厳しく、時には優しく、とその方にあった接し方はとても難しいですね、、、といった感想も聞かれました。

その後、短い時間でしたが作業所に通っている利用者の方々と一緒に草取りをしていただき、休憩時間にはすいかを食べながらお話しする時間を持っていただきました。以前の現場研修でご自宅に訪問されたことのある利用者の方へ声掛けをする様子も見られ、自然なかたちで接することを心がけているようでした。
今回の現場研修で感じられたこと、学ばれたこと、気づかれたことを今後実際に活動されていく際に生かしていただけたらと思います。
※8月の現場研修では今までの研修の振り返りと成年後見制度の概要理解を目的に実施する予定です。
後見センター 今泉