一宮北小において
「だれもがよりよく関わるために」という総合学習の時間を使った
福祉体験・福祉講話が行われました。
今回は4年生19名を対象に
福祉体験では
車いす、アイマスク・白杖の二つの体験を行いました。
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体験者・介助者を二人一組になり
普段使っている教室や廊下等を校舎内を回るコースとなりました。
児童のみなさん初めての体験で、少し緊張されていましたが、
体験者として障がいを抱えている方が、どのように過ごされているか感じたり、
介助者としてどうしたらよく伝わるのか考える様子が見受けられました。
福祉講話では石和町在住の中牧洋子さんに講師をお願いし、
生い立ちから現在の生活の様子まで詳しくお話を伺いました。


普段使用している用具も数多くお持ちいただき、実際に使用する体験も行いました。
また中牧さんからは児童一人ひとりの名前を点字にうちプレゼントとしてくださいました。
児童のみなさんからは、
「目が見えないことで、不都合ばかりあると思っていたが、普通に生活できていてすごい。」
「自分でも何か手伝えることがあったら、ぜひ協力したい。」等の
感想が聞かれました。
この福祉体験・福祉講話を通して
誰もがよりよく関わるためにはどうしたらよいのか
考えるきっかけの一つになったのではないでしょうか。
一宮北小では毎年4年生が福祉体験をされていましたが、
今回初めて社協がお手伝いさせていただきました。
体験から講話へと先生方と一緒に考えさせていただき、つないでいくこととなり、
講話は障害者支援センターが講師へとつないでいきました。
今後も先生方と一緒に福祉教育をさせていただけたらと思っております。
一宮地域 宮下