障がい者の暮らしやすいまちづくりについて、山梨県という大きな枠で考えていく組織として、山梨県自立支援協議会があります。この山梨県自立支援協議会権利擁護部会が、8月30日、笛吹市役所において「笛吹市・権利擁護について考える座談会」を開催しました。
座談会には、笛吹市で生活する様々な障がい者と、笛吹市自立支援協議会の小林会長、実際の相談に当たる職員等が参加。権利擁護に関する事や、障害者差別解消法にまつわるそれぞれの思いなことをざっくばらんに話しました。
初めに、山梨県福祉保健部障害福祉課企画推進担当副主幹 内藤浩さんから、山梨県幸住条令と障害者差別解消法について重要なポイントの説明がありました。

続いて、笛吹市の地域相談員の紹介があり、自己紹介をしました。
私も地域相談員として参加し、基幹相談支援センターの浅川さんや、美咲園の古屋さんも挨拶しました。
全員の挨拶の後には、「権利擁護について」と題して、ぶどうの里 田村さんの講義が30分ほどありました。

休憩を挟んだ後は、皆で意見交換会です。

当事者の方々を中心に、日々の中での差別や権利についての自由な話を共有しました。
権利擁護も、差別解消法も、まずは良いコミュニケーションから始まること。幸住県の目指す先も、第一歩はここからという意識を共有しました。
P/w suzuki