9月4日笛吹市総合防災訓練の日にあわせて行われた
八代地域での取り組みを2か所紹介させていただきます!
《森の上地区》
昨年度、自主防災組織「森の上防災を考える会」が部の中に位置づけられた八代町南区の森の上地区。
今年度は6月に防災を考える会を中心に、防災マップの更新(前回H24年に作成した際の様子はこちらから)を行いました。

その際、社協地域福祉推進事業助成金を活用し、震災後などに家の前に出すことで、地域の方々に自分達の「無事」を知らせるフラッグを全戸数分購入し、各組へ配布しました。
無事です"フラッグ"が出ていることで、救出や捜索の家を絞り込め、消防や地域の方などが速やかに捜索の行動に移すことが出来ます。
9月4日は防災避難訓練に加え、"無事ですフラッグを家の外の見える場所に出してから避難場所へ行く"という取り組みを行いました。
黄色い旗が目立っています!

住民の防災意識の向上が伺えた一日となりました
《岡区》
岡区では昨年4月、
自主防災組織「サポーター岡」が行政区の中に位置づけられ、
今年度は区と連携し、これまで組長が担当していた避難行動要支援者の確認や把握を、サポーター岡の役員が一緒に取り組むことになりました。
有事のときだけではなく、日頃から隣近所や地域住民同士の見守りや顔の見える関係が出来ていれば、いざというときの被害を減らすことができます。
また有事の際には区役員だけでは対応できない事態も想定されます。
今年の防災訓練では、通常の訓練に加え、
各組のサポーター岡役員が、各組の把握している要支援者宅を訪問
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把握した内容をサポーター岡会長に連絡
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サポーター岡会長が区長へ報告
という流れで、区内の避難行動要支援者の安否を確認しました


災害時の連絡系統ができ、近くに家族のいない方、一人暮らしの方などがこの取り組みによって、困ったときに相談しやすい関係が作られ、継続的に続けられていくことで、住民同士のつながりもより一層深まっていくのではないでしょうか
これからも地区の防災の取り組みを社協も一緒に考えさせていただくと共に、現在の活動が継続できるよう働きかけ、"安心して住める地域"を目指していきたいと思います!
八代地域事務所