

平成29年1月4日(水)、笛吹社協本所にて平成29年の仕事始め式が開催され、本会会長の早河正弘より新年のご挨拶をいただきました。
「昨年は、アメリカでドナルド・トランプ氏が次期大統領に就任し、また、国内では平成29年度予算案の閣議決定やIR法案が可決される等、国内外で大きな動きがある中、笛吹市では県内の27市町村で最も若い新市長が就任しましたので、大いに期待したいところです。
平成29年は本会にとって、地域福祉活動計画の策定年であり、地域福祉部門を中心に地域座談会や地域福祉推進委員会等で意見をまとめているところです。また、介護部門では加算事業所として指導的立場に立っています。社協の認知度は少しずつ高まってきてはおりますが、財政的に厳しい状況にあります。活動の原資である補助金・委託金は削られていく一方であり、住民の期待に応え続けていくには自己財源の確保が重要になります。そんな中で介護業界は年々、競争が厳しくなっており、今までのやり方では民間の事業所に淘汰されてしまいます。このままでは本会の事業計画でどの事業も縮小していかざるを得ないような状況です。この厳しい状況を打破するためには職員が覚悟をして取り組むことが必要になります。介護部門では個々の職員の技術を向上し、より魅力的なサービスを提供できるよう、一人ひとりの職員が知恵を絞ってください。
また、笛吹市でも総合事業が始まり、本会でも新たな取組みが必要になってきます。さらに社会福祉法が改正になり、4月からは新体制がスタートします。評議員は法人運営の議決機関として役割が強化され、理事は業務執行を担います。これらをふまえ、新しい定款が施行されます。
それから、一宮にはショートステイ、デイサービス、障がい者就労支援B型、地域住民の集いの場を併設した新しい複合型福祉施設を建設します。本会にとって大きな事業となります。また、既存の建物についても市からの方針が出され、今後の事業展開がはっきりとします。
本年は本会が大きく舵をとらなければならない一年ではございますが、私は縮小・均衡は考えていません。本会の事業を拡大していくことを考えています。」
早河会長から激励のお言葉をいただき、職員一同、身の引き締まる思いでございます。
また、荻野事務局長からは「職員の皆さんにはひとつ上の視点で物事を考えてほしい。例えば、管理者・リーダーは課長の視点で、課長は次長の視点で。」とのお言葉をいただきました。
本年もより一層の地域福祉向上を目指し、『和して競う』の精神で職員一同、誠心誠意努めてまいります。
皆様のお力添えを賜りますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
総務課