3月21日、春日居ふれあい工房に笛吹市福祉総務課障害担当茂手木リーダーさんと、基幹相談支援センターの浅川さんが、市民ミーティングの後に提出した要望書への回答を届けてくれました。
市民ミーティングは、当事者の意見を市長や市役所の皆さんに直接届ける場として開催されています。春日居ふれあい工房の利用者代表の大塚さんが、そこで要望書を出していました。市からの回答書を茂手木リーダーさんが代わりに読み上げ、分かりやすく説明していただきました。
要望書は、「グループホームを作って欲しい」「短期入所や土日に利用できる日中活動の場が欲しい」等の内容でした。
市の回答としては、「いずれの要望も、今すぐ現実化出来る事はとても少ない状況ですが、関係機関や住民の皆さんがそれぞれに知恵を出し合って、皆さんがよりよく生活できる市になるよう、前向きに意識を持って取り掛かるべき内容ですので、継続して政策に生かせるように検討していきます。」との事でした。

回答書は、大塚さんが代表して受け取りました。大塚さんも自分が代表して取りまとめた意見を聞いて貰え、1時間以上も時間をかけて、ゆっくりと説明をしてもらえた事をとても喜んでいました。
また、第3次障害者基本計画についても説明して頂きました。この計画の中は、障がい当事者も同じ市民であること、また当事者=福祉受給者と言うだけではなく、出来ることを一緒に行う参加者であることを大事なこととしている、という説明がありました。
茂手木リーダーさんと浅川さんは、支援センターふえふきにも訪問し、この障害者基本計画の表紙に使われているイラストを描いた当事者の方に感謝の意を伝えました。その方は自身のイラストが採用されたことをとても喜んでいました。


些細なことかも知れませんが、障がいがあっても認められる存在であること。それを積み重ねることが出来る環境があることが、共に生きる社会を作るためには、とても大事なことなのです。
w/p suzuki