7月9日(日)芦川オートキャンプ場において
芦川地域【一地区一良いとこ事業】昔の節句・3月飯を行いました。
3月飯とは??
芦川地域で昔、ひな祭りで飾ったひし餅を子ども達が河原で野菜などと一緒に煮て、お雑煮やおじやにして、家族に振舞うといった行事です。
地域行事は地域住民が繋がっていくためにも、欠かせないものでした。
少子高齢の影響で、一度地域行事が失われてしまいましたが・・・芦川地域の皆様の熱い思いにより、「一地区一良いとこ事業」として復活しました。

【かまど作り】
芦川地域の方たちに教わりながら、大人も子どもも一緒になってかまどを作りました。
「実際にかまどをおこすことから始めて、めずらしい経験ができた」
「なかなか体験できないことを子どもと参加できてよかった!」
と暑い中でしたが、汗を流しながら貴重な体験をすることができました。
具材も、地域の方や、保護者に教わりながら子どもたちが中心になって切りました。
「こうやってきるんだよ」「こうかな?やってみせて?」「大きさがみんな違うけど、こういうのもいいよね」とみんなで笑いながら作りました。
昼食が完成したら青空の下で、机を囲っておいしくいただきました

みんなで力を合わせて作ったお雑煮は、自然の中で食べるとよりいっそうおいしくて箸が止まりません



【輪投げ大会】
大人も子どもも一緒になって真剣勝負です。
【スイカ割り】
タオルで目隠しをするので、周りの声が頼りです。
「みぎみぎー!」「もっと前ー!」とみんなで一生懸命応援します。
子どもたちの元気なパワーで見事にスイカは割れました。
芦川の冷たい川で冷やしたスイカは格別おいしかったです。
【閉会式】
輪投げの高得点者に景品が贈られました

感想発表では「地域の伝統に触れ、貴重な体験ができた」「自然の中でみんなと交流できて楽しかった」とうれしい声をいただきました。
今回も芦川町内に限らず、市内外から芦川に興味のある方や初めて参加する方も多く、約130名ご参加いただきました。
参加者からは「普段体験できないことを親子で一緒に体験できてよかった」「自然を感じながら地域の方と出会い、様々な年代の方と交流ができた」「芦川の伝統を教えてもらうことができた」や「来年も来ます!」「今後も続けてほしい」と継続を希望する声が多数ありました。
今後も芦川地域の伝統を継承し、魅力を発信するお手伝いをさせていただきたいと思います。
子ども同士、住民同士の横のつながりや世代間の縦のつながりをつくるきっかけとして、これからも一人ひとりがつながり、お互いに支えあえるまちづくりの推進を続けてまいります。
オーナーの小林今朝則様には、今年度も芦川オートキャンプ場を無償で提供していただきました。
一同感謝申し上げます。
芦川地域事務所