皆さんこんにちは!
12月6日に、職員同士で学びあえる「権利擁護学習会」を開催致しましたので、そのときの様子を紹介します。
この「権利擁護学習会」の目玉は、全社協で開催された専門員実践力強化研修に参加した若い職員が、権利擁護事業に携わる職員・市民生活支援員を対象に研修で学んできたことを伝達し参加者同士で学びあうことです。
では、どのような学習会になったのでしょうか。
まず、はじめに日常生活自立支援事業の概要を生活支援員・市民後見人養成研修の中で、日常生活自立支援事業の紹介をした職員が説明し、権利擁護事業の基本を再確認しました。
本人にとって、どのような支援があったら自立した生活ができるのか。
本人と一緒に考えていくこと。
よき伴奏者となることなどのポイントを共有しました。
そして、全社協の専門員実践力強化研修の学びあいへ
初回相談を受けるにあたって
受け入れる態度
弱った気持ちを癒してくれる態度、
プライバシーの保護
情報収集の注意点は、「管理しすぎ」権利侵害のデメリット⇒情報は必要以上にとらないこと
本人は支援者に「知られていない自分」が持てる余裕
本人を丸裸にしない配慮
支援者は、どのポジションでどの役割を担っていくのか。
援助の有効性=自己決定の尊重が重要
本人の思い・願いをどう代弁し実現するか。
本人が地域で安心して暮らしていくために、私達がどのように専門性を発揮するか。
愚行権の視点も大切
援助の方法は、できる限り「代行」を中心に支援、本人が安心して決めることができるように
本人と支援者の対等な関係
本人が信頼・安心できる人に同席してもらう
自己決定が安心してできるという経験を積み重ねること
笛吹市社会福祉協議会では、権利擁護支援を必要としている方々が、地域で安心して暮らせるように
職員・市民生活支援員が共に学びあい、本人と本人に関わる地域の皆様と、より良い関係性を築きながら活動を広げています。