平成30年8月28日(火)八代福祉センター多目的ホールにおいて、
ふえふき地域見守りネットワーク(以下:見守りネットワーク)締結事業所様を対象に研修会を開催し、約50人が参加しました。
講師に山梨県立大学 高木 寛之先生をお招きし、
テーマ「見守りネットワークが有効に機能するために」と題し
見守りネットワーク締結事業所様からの事例発表をもとに学びを深めました。
研修会の導入として、市役所担当者から「笛吹市における見守り体制について」説明をいただいたり、社協担当者からは、「ふえふき地域見守りネットワークの取り組みと現状報告」を行いました。
△研修会の様子△
△福祉総務課 地域福祉担当 矢野 様△

△山梨県立大学 高木 寛之先生△
事例報告では、
一宮郵便局様、株式会社ニシムラ様、日之出観光自動車株式会社様の3事業所に
・日頃の見守り活動
・社協に連絡した事例について発表していただきました。

△見守り事例発表△
(一宮郵便局 局長 三井 様)
株式会社ニシムラ様、日之出観光自動車株式会社様については、
都合で出席できなかったため職員が発表代理を務め,
続いて連絡をいただいた後の社協の対応について報告しました。



△事業者様発表代理及び社協の対応報告△
上から石和地域事務所 萩原
境川地域事務所 鶴田
石和地域事務所 渡邊
高木先生からは、
見守りとは、見る行為ではなく、その根底に関係性があることが大切であることを教えていただきました。
また、事業者様の見守り活動が、安否確認、変化の察知など「早期発見」や孤独感を軽減したり安心感を与える「不安解消」に十分に機能していると好評価をいただきました。
参加者からは、
「事業所のネットワークの重要性がよくわかった」
「見守りは見る事ではなく、関係性を築き、かかわる事が大事」
「事業所と地域のつながりだけでなく、個人としても地域とできるだけつながりを持つ必要があると感じた」
など感想をいただきました
今回の研修会では、
見守りが、住民の生活の「安全安心」につながっている効果があることを、改めて確認する事ができ、この効果がより有効に機能するかを事業者様と共に考える機会となりました。
ふえふき地域見守りネットワークとは
民間企業の方々に協力をいただきながら、お仕事中に高齢者や障がい子ども、者等地域住民を「ゆるやか」に見守っていくものです。
これにより、
*高齢者の孤立防止
*高齢者、障がい者、子ども達の虐待防止
*認知症の方とそのご家族の支援
*消費者被害の防止
*災害時の安否確認
などの課題に地域全体で取り組んでいきます。
仕事中「おやっ?変だぞ」「なんか気になる!」
ということがあったとき、笛吹社協に連絡をいただき、笛吹社協と関係機関が連携し必要に応じた支援を行っていきます。
現在、58事業所(136箇所)となり、より一層多くの目で地域住民の生活を見守り安心して暮らせる地域づくりを目指していきます。
地域福祉課 本所