平成30年12月17日にスコレーセンターで、「自分らしさノート」を描いてみよう「支援が必要な子の親なきあとに備えて」と題して、学習会を開催しました
このノートは、支援が必要な子の親御さんにもしものことがあった時や、お子さんの生活環境が変わる転機などに、お子さん自身が周囲の協力を得ながら、自分らしく生きるための手助けとなるノートです

ノート作成の様子
障がいのある子や支援が必要な子の家族にとって「親なきあと」は共通の課題です。多くの親は「親なきあと」について、漠然とした不安を抱えています。しかし、その悩みを解決するために何をしたらいいのか、具体的にイメージしづらいのも事実です。
そこで、今すぐ出来ることの一つとして、親なきあとに子どもが困らないようにするために「自分らしさノート」を実際に参加者の皆さんと一緒に描いてみる学習会を開催しました。
当日は、家族・福祉関係者・市民生活支援員等から30名のご参加をいただき、福祉後見事務所の宮沢秀一先生をアドバイザーに迎え、和やかな雰囲気の中でノート作成に取り組んでいただきました
参加者の皆様からは以下のような様々な意見をいただきました。
このノートはまだ試作版なので、今回の参加者の皆さんの声を反映してより良いものにして、皆さんにお届けしたいと思います
「参加者の声」
・書くことで気づくことが多かった。ノートが必要だと思った。
・今回参加しなければノートの存在も知らなかったのでとても勉強になった。
・書くのが大変なのでPCで入力できるようにしてほしい。
・成年後見人の勉強をしたいという同士がみつかり、つながりがあったことが嬉しかった。
・自分と子どもの長い人生をこのノートに書き込むのは非常に難しいが、皆さん色々なことを抱えているなと思った。
・伝える対象として、支援者だけでなく家族や子ども向けもあったらよい。
・もう少し普段から子どものことを観察しないといけないなと思った。
・自分らしさノートの存在を知れてよかった。新たな発見がいっぱいあった。参加出来てよかった。
全体の様子