2018年11月29日、石和西小学校にて、4、5、6年生対象の福祉集会で障がい者スポーツ選手による講話と車いす自走・介助体験が行われました
スライドに住宅改修されたご自宅の様子など映しながら、
カーブを曲がるのがむずかしい
たくさんこいだ(ハンドリムで運転した)ので、手が痛くなった


講師は、障がい者水泳選手として、また看護師としても活躍されている小池様

初めに、小池講師よりご自身の生活で工夫されていることを、お話ししていただきました


わかりやすく説明してくださいました


その後、車いす自走・介助体験を行いました

まずは西小の先生が乗り方、運転方法を説明



男性の先生でしたが、ハンドリム(タイヤの外側にあるこぐ所)を回すには力がいる様子で、またコーンを倒さずカーブするのはコツがいるようでした


▼▼「ハンドリム」とは、この部分です▼▼

その後、2人ペアになり児童の皆さんが体験



まず自分で運転し、

マット(段差やでこぼこ道の体験)など、運転しづらいところは介助者が介助




ちなみに小池講師は、
でこぼこ道の運転はもちろん、段差の昇り降りも自分ひとりで出来るそうです



体験を通じて、



といった感想が、児童の皆さんから聞かれました



最後に、小池講師が障がい者水泳選手や看護師として活躍されている様子を映したビデオを視聴


小池講師にとって障がい者スポーツが生きがいとなっていることを視覚的にも理解することができました

車いすで生活されながら、多方面で活躍されている小池講師には、児童の皆さんも聞きたいことがたくさんあったようで、講話中も講話後もたくさん質問があがりました





また体験も行ったことで、車いすの運転の難しさを実感すると共に、車いすで生活することのイメージが講話と結びついていた様子でした

福祉教育推進事業
福祉教育やボランティア体験などを通じて、いのちの大切さを学び、児童・生徒の福祉のこころを醸成する事を目的として、笛吹市内の小中高等学校を「福祉教育推進校」として指定して、社会福祉協議会より55,000円を上限として福祉教育に関する費用を助成する事業です。
助成金の財源は市民や法人の皆様からご協力いただいた、社会福祉協議会の会費が充てられています。
今回、社会福祉協議会では講師調整、車いす貸し出しをさせていただきました。
こんなまちであったらいいな 安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり
つなげよう、つたえていこう、温かい心 いさわ

石和地域事務所 霜鳥