4月24日13時より、山梨県福祉プラザにて、「山梨県防災フォーラム」の反省会が行われました。フォーラムに登壇したパネリストが集まり、当日に集められたアンケートを元に、発表の感想や反響話し合いました。また、今回の発表には含まれないが、皆さんが頑張っている日頃の活動を話し合いました。
そこでも共通の話題は、いかに日常の中でこれらの活動を進めていくか、でした。まずは自分自身の身を守るための「自助」から始め、公的な支援に繋げていく「公助」への意識にどのように繋げていくか。過去の災害の振り返りの中でも、最初から公助ありきではなく、「日常の中の支えあい」を形にしていくことが大事、ということを確認しました。
私たちの発表も、避難することが一番優先されることではありません。地域の中に障がいを持ちながらも普通に暮らしていこうとする人がいること。しかし、地域行事として行われている避難訓練にすら、障がいのために「普通に参加」することすら難しい人がいることを知ってもらうための活動であること、それらを地域の皆さんと一緒に考えて行う事業であることを説明しました。
これは、社協の目的である「地域福祉」の推進のひとつなのです。
パネリストはそれぞれ違う活動をしていても、繋がるところはひとつであることを再確認しました。

様々な意見を出し合い、気が付いたら予定された時間をオーバーしていました。皆さんの熱い思いが、地域に根付いているのだと感じた時間でした。
主催の山梨県社会福祉協議会には、このような機会を用意して頂き、ありがとうございました。また今後も、笛吹市社会福祉協議会では、地域住民と共に、地域福祉推進のための事業を展開していますので、お声を掛けて頂きたいと思っています。