6月30日(日)芦川オートキャンプ場にて、三月飯(昔の節句)を行いました。
人口約300人の町に、当日は、
芦川町内外の子どもからお年寄りまで、126名の方にご参加いただきました。
小雨の中、雨にも負けず元気な声が、笑い声が山々に響き渡りました。
三月飯ってなに?
昔の芦川の子供達は女の子の節句(ひな祭り)旧節句になると仲間と河川敷で雑炊や菱餅をお雑煮のようにして作り食べました。
かなり古くから芦川流域で行われていたとのことです。

きねでつくお餅は美味しいよ
前日から実行委員さん、ボランティアの皆さんが菱餅づくりをしてくださいました。

紅白の菱餅は小さなお子様でも食べられる大きさに切り分けます
今年は梅雨前線が心配でしたのでオートキャンプ場内の屋根つきの場所をお借りしました。

開会式の様子
開会式には予定通りの参加者が集まってくださり、皆さまの笑顔が励みになりました。

主役はこども
野菜を切って、煮炊きする一連の作業を、子どもさんを中心に行いました。
地域の皆さんの指導のもと、子どもさんが真剣に作りました。

具沢山の雑煮または雑炊

子ども達が作った雑煮と雑炊、みんなで、美味しくいただきました

ご飯の後は輪投げ大会で盛り上がりました!お孫さんの前で格好良く投げ
お子さん上位10人、大人上位10人、に賞品。

スイカ割りの時には雨が降り出してきて残念。

子ども達は雨の中でもスイカ割りをしたいとの要望で行いました。
気づけば、大人の方が傘を差して子どもさんに付き添い、スイカ割りの順番を待っている子ども達に、簡易のテントを作った姿に感激しました。
これこそが、福祉の心福祉の姿を垣間見た瞬間でした。

子ども達に相手の気持ちに寄り添う、優しく接する。また、ない物を、瞬間的に考え、代用する能力を身につけることを、この場で体験できたと思います。
(人と人とが支えあい、認めあいながらの世代間交流事業ができました)
オーナーの小林今朝則様には、今年度も芦川オートキャンプ場を無償で提供していただきました。
関係者一同感謝申し上げます
また、主催者である地域福祉推進委員さん・ボランティアさんお疲れ様でした。
これからも伝統ある三月飯を継続していきましょう
芦川地域事務所 芦澤