笛吹市自立支援協議会の当事者家族部会は、8月15日に市役所内にて、「障がいを伝えられるようになるため」の学習会を開催しました。
支援センターは、事務局として当事者家族会をサポートしています。
今回の講師は、臨床心理士として活躍されている、長田由布紀さん。元UTYのアナウンサーであり、山梨県教育委員長も経験されている方でした。

夏休みと言う事もあって、支援学校に通っている親子が多く参加されていました。
自分の障がいを自分からオープンにすると、それで差別されたりするのではないかという思いを持っている当事者に、長田さんは「これは個性です」と自分から言ってしまいましょうと勇気付けます。障がいと言うと、出来ない苦手というマイナスの事を言ってしまいがちですが、それぞれ得意な事、既にやっている事をそのまま自己開示するだけでいいのですと促します。長田さん自身の体験も含め、自分から表現することの大事さを、面白おかしく参加者に投げかけていきました。

楽しい話術で、あっという間の2時間の学習会でした。
自分の障がいを、適切に回りの人に伝えていく。簡単なようでなかなか出来なかったことですが、一歩前に出るために、その伝える技術を身に付けていきましょうね。