今年度はじめての研修となる、市民生活支援員・市民後見人フォローアップ研修の1日目を1月29日に開催しました
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この研修は、実際に市民生活支援員や市民後見人として活動されている方や、養成研修の修了者で活動に興味を持って下さっている方にご参加いただいています
今回は14名の方にご参加いただきありがとうございました


今年度のフォローアップ研修は計3日間行います。
1日目は、福祉後見事務所ほたりの社会福祉士 宮沢秀一様に講師をお願いして、障がいのある方の「権利擁護と後見人活動の実際 意思決定支援のあり方を中心に」をテーマにお話を頂きました


講師の宮沢様より、意思決定支援の考え方に基づいた支援者に必要な態度について、以下の内容をお伝えいただきました

・本人の意思を尊重すること
・自己決定を尊重すること
・本人とともに歩む(伴走型の支援)
・本人をありのままに理解し受け止める
・支援者の価値観を押し付けない(本人の価値観を尊重する、支援者の価値観で判断しない)
・チームとしての支援ができる(独断的な行動はしない、一人で抱え込まない)
支援する際には、『ご本人の意思を確認し、もし実現が難しいとしても希望が叶えられるように検討するプロセス』がとても大切だと伝えて頂きました。
グループワークでも、和やかな雰囲気で事例についての検討をされていました。
参加者の方も、ご本人にとって何が最善の利益なのかを考えて、様々なご意見をいただきました。
研修の最後まで、宮沢様と参加者の方で「こんなときどうしたらいいのか?」など話がつきない程、様々なお話ができたと思います。

参加者のみなさんに、アンケートで感想を頂きました。
「ご本人が決定して表明して下さったのに、実現できたことがいくつあったか考えさせられました」
「チームワークで知恵を出し合い、良い支援ができるようにしたいと思います」
研修を行う際にも、みなさんに感染予防対策をお願いしご協力頂きました。ありがとうございました。
2日目の研修は2月8日(月)「身寄りのない方の支援について考えよう」(講師:弁護士 高橋由美氏)になります。
みなさまのご参加をお待ちしています

後見センター 寄特
★市民生活支援員・市民後見人フォローアップ研修は笛吹市受託事業です★