2月18日に市民生活支援員・市民後見人フォローアップ研修の3日目を開催しました
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3日目は2部構成で実施しました。

3日目は2部構成で実施しました。
前半は笛吹市役所生活援護課の遠藤栄一様に講師をお願いして、「生活保護制度はどんな制度?」をテーマにお話を頂きました。
成年後見制度や日常生活支援事業を利用されている方の中には、生活保護制度の対象になっている方が多くいらっしゃいます。
生活保護制度についても、現在活動されている市民生活支援員さんや市民後見人さんから毎月のミーティングで話題によく挙がる内容です。
今回は遠藤様に生活保護制度の仕組みや、どのような方が対象になるのか、保護費の決定にはどんな基準があるのかなど、とてもわかりやすくお伝えいただきました

参加者の方からも、生活保護受給者の方の亡くなった後の対応や、受給の基準についてなど多くの質問があり、アドバイスも多く頂きました。生活保護受給者の方においても、ケースによって状況や保護費等も違うため、支援をする中で生活保護担当者と連携をとっていく必要性を学びました

参加者の方のご感想を一部紹介します

「生活保護については詳しいことが分からなかったので、学べてよかったです。」
「自分の担当も生活保護を受給されています。社協に相談することもできますが、(自分で内容を)知ることができて、とても自信につながります。良い勉強になりました。」
後半は甲府家庭裁判所の書記官、松本文様に講師をお願いして「家庭裁判所の役割とは?」のお話を頂きました。
市民後見人を含め、成年後見人として活動するには家庭裁判所に申立をすることが必要になります。今回は申立の流れ、全国の市民後見人数や活動の選任状況、家庭裁判所の取り組み等のご紹介を頂きました。
こちらも参加者のご感想の一部を紹介します

「家裁の役割についてと後見人の選任までの流れ、それ以降の監督についてよく分かった。」
「裁判所に市民後見人の声を広く聞いて頂いて、同じ目線で考えて頂けるとありがたいと思いました。」
松本様にも後見人として必要な姿勢についてや疑問点についてお答えいただき、市民後見人さん・市民生活支援員さん、社協の職員も含めてとても学びの多い研修になったと思います。
また、今回も参加者のみなさんに感染対策にご協力を頂きました。みなさんのご協力により研修を行うことが出来ました
いつもありがとうございます


今後も市民後見人・市民生活支援員養成研修修了者の方、現在活動して頂いている市民後見人さん・市民生活支援員さんが、情報共有や疑問点が解決できるよう毎月のミーティングや研修の機会が設けられたらと思います。
今後ともよろしくお願いします

後見センター 長田・寄特