2月25・26日、3月4日の3日間で「成年後見制度を知ろう!」のテーマのもと、普及啓発研修を実施しました
参加者の方の感想を一部ご紹介します
今回の研修では皆様に感染対策にご協力を頂きました。皆様のご協力のおかげで無事に開催することが出来ました。本当にありがとうございました

今回の研修の1・2日目は講師がオンライン形式での参加、参加者は集合研修で行いました

参加者の方も「オンラインは初めて!」との声もあり、感染症の影響があるからこその「新しい生活様式」の1つになるのかもしれません

1日目は法テラス埼玉法律事務所の弁護士 水島俊彦様に講師をお願いし、「意思決定支援とは何か?」「意思決定支援を行う上で大切なコミュニケーション方法」などをお話し頂きました

水島様より‥
・どんな人にも意思を表明する力がある。その意向をくみ取れるかは、聞き手の力でもある。
・「何が困っているか」だけではなく、「〇〇したい」という本人の希望する生活の意向を聞きとり、実現のために何ができるかを考える大切さをお伝えして頂きました。
2日目は上伊那成年後見センターの矢澤秀樹センター長様に講師をお願いし、「地域を支える市民後見人 チームアプローチの大切さ」をテーマにお話しをしていただきました

矢澤様より‥
・自分一人で対象者を支えようとしないで、チームで役割をもって関わること
・緊急時・死後事務などについては、事前に起こりうることを予測して、対象者も含め支援者間で対応を考えておくこと」 の大切さを伝えて頂きました。
3日目は山梨県立大学教授 大塚ゆかり様に講師をお願いし、「障がいについて理解しよう 自分らしい生活を支えるために」のテーマのもと、お話を頂きました。
大塚様より‥
・対象者を「障がい者」として捉えるのではなく「その人」をみていくこと。
・"自分らしい生活"を支えるためには、相手を尊重して関わる。そして、話をじっくり聞く。身近でサポートできる存在でいることが大切。
とお話を頂きました

また、市民後見人・市民生活支援員さんに対して、
「皆さんの良さは"身近な存在である"こと。市民性を持ちながら、ありのままの皆さんで関わってほしい」
とエールを頂きました

3日間の研修ともに、グループワークの時間を設けました。
参加者同士の意見・情報交換や、講師より日頃の支援の疑問に対するアドバイスを頂きました。


「これからの支援に不安を感じていましたが、先生のお話を聞いてよくわかりました。」
「グループワークで活動する中での心配事などへのアドバイスがあり少し安心できた。」
「今回の研修は大変有意義でした。」
今回の研修では皆様に感染対策にご協力を頂きました。皆様のご協力のおかげで無事に開催することが出来ました。本当にありがとうございました

今後もミーティングや研修を行う中で、地域の方と一緒に学んでいけたらと思っています。よろしくお願いします

後見センター 長田・寄特