支援センターふえふきでは、笛吹市から委託を受けて、「朗読奉仕員養成講座」を開催しています。朗読奉仕員は、視覚障がいの方々のために、毎月市の広報紙である「広報ふえふき」と、社協広報紙「かけはし」を朗読していただき、CDに録音し配布する事業をしています。この講座では朗読技術だけではなく、録音作業も含めて講義をしています。
この講座を修了した方には、市内の複数の朗読サークルに参加していただき、そのサークルの皆さんで録音作業を請け負っていただいています。


昨年までは、この録音を専門の福祉機器で行っていましたが、この機器がとても高額で受講者全員に機器をお渡しできないことや、今までの物が製造中止になった事を鑑み、今回の講座よりパソコンで録音・編集を行うこととしました。
そこで、支援センターではノートパソコンの寄付をお願いしていたところ、必要台数が集まりました。また、マイクなどの機器も寄付をしていただいたり、新規に購入を行い、今年の講座に間に合わせる事が出来ました。

最初はパソコンを使うこと自体に難しさを感じてしまう受講者もいました。そのためパソコンの電源を入れることから講義を始め、マイク等の接続から録音処理をするまで、講師が丁寧に指導をしています。
今年はあと3回の講義となりましたが、初日に比べ皆さんスムーズに操作に入っています。

この朗読講座、市の委託を受けることが出来れば、来年も実施する予定です。来年は、ぜひ一緒に参加してみませんか?
また、ノートパソコンの寄付、ありがとうございました。ご厚意をありがたく使わせていただいています。感謝いたします。