支援センターの事業の様子、第2弾です。



3、家事教室
例えば精神系病院に長期入院し退院となると、自宅での基本的生活を訓練する機会も無く、直ぐに一人暮らしをすることとなったり、また高齢の親がずっと身の周りの事をしてくれていたのだが、急な病気などで家事が出来なくなり、今日の食事すら困ってしまうと言うことがあります。
家事を行うと言うのは、ただ単にご飯を作ることが出来るか、ではなく1日の食費の計算をしたり、必要な分だけの買い物が出来るという意味もあります。そんな方のためにも、支援センターでは毎週水曜日に家事教室を開催しています。
家事教室は、料理教室ではありません。メニューを考え、予算の範囲で買い物を行い(実際にスーパーに行きます)、必要な材料や食器を揃え、出来た物を味見して、片付けまで行います。今までコロナ禍のため、活動の制限や一緒に食べることを制限していましたが、これからは徐々に以前のような活動形態に戻していきます。
4、映画サロン
コロナで映画館はまだまだ怖い、と言う方や、2時間も集中して続ける事も大変、という障がい特性のある方など、映画は見たいがひとりで見るのは寂しいし映画館に行くのも厳しいという声がありました。
そこで、身近で映画を一緒に見ましょうと言うことで、後期から新しい取り組みを始めました。
「映画サロン」です。プロジェクターやスクリーンを使っての大画面で、皆が見たい映画を見ることができます。勿論、途中で動きたい方は席を外してもOKです。
まずは初日の様子です。著作権の関係で何を見たかは紹介出来ませんが、活動室を使っての上映会です。
支援センターふえふきで行うこれらの事業は、市内在住の障がいのある方なら誰でも参加が出来ます。家事教室など、一部の事業に関しては材料は自己負担となります。
参加されたい方は、事前に連絡いただければ説明しますので、試しに参加されてはいかがでしょうか。
さて、今回は地域の方でしたがサツマイモを寄付していただきました。丁度デイケアの日でしたので、銀杏加工をしながら焼き芋を楽しみました。また、デイケアの作業としてスイートポテトも作成し、皆で楽しみました。
ご寄付いただき、ありがとうございました。
