令和3年11月19日(金)一宮中学校の1年生の授業に
講師として羽田生子さんと手話通訳士の桐原サキさんに
お越しいただき、福祉講話と手話体験が行われました
羽田さんからは、聴覚障がい者とコミュニケーションをとる
方法として手話の他に
・指文字
・身振り手振りなどのジェスチャー
・筆談
・スマートフォン
・口形
・ファックス
・メール
などがあることを教えてもらいました。
コロナ禍で誰もがマスクを着用するようになり、
口形が読み取れずに、コロナ前より情報が
得にくくなっていることもわかりました

また、目覚まし時計やインターフォンなど、
聴覚障がいの方が利用する福祉機器や
福祉機器に代る生活上の工夫なども教えてもらいました。
防災無線や消防車のサイレンも聞こえないため、
近所の方から教えてもらって情報が得られるそうです。
東日本大震災では、放送が聞こえないために
聴覚障がい者が逃げ遅れてしまいました。
「どんな手伝いができるか考えて欲しい」
との羽田さんの言葉に
自分たちにできることを改めて考える機会となりました。

イラストの内容や、文章を生徒さんから
羽田さんに伝えます。
身振りや手振りでもちゃんと伝わりました
恥ずかしがらずに、伝えようとすることが大事です。

あいさつなどの手話も教えてもらいました。
生徒さんからは
「聴覚障がいの方に会ったことがなく、
音が聞こえないことで生活が違うということが分かった」
「教えてもらった手話や指文字を覚えようとおもいます」
と感想発表がありました。