令和3年11月26日(金)一宮中学校の授業で
山梨県立介護実習普及センターの協力のもと、
福祉体験が行われました。
各クラスごとに分かれての体験です。
〇高齢者疑似体験

新型コロナウィルス感染症予防のため、
体験キットの使い回しはせず、本来は両手両足に装着する
重りなど、片側だけにして大勢が体験できるようにしました。
いつも何気なくできている動作も、思うように体が動かせず一苦労です。
〇車いす体験
介助を交代で体験。
普段何気なく歩いている場所が
車いすで移動する方にとってはどの様な場所なのか、
少しの段差や傾斜がどのように影響するのか
知ることができました。

車いすに座ったまま水道の蛇口を開け閉め。
腕をめいっぱい伸ばさないと届きません。
〇白杖体験

介助者のガイドと白杖から得られる情報を頼りに
教室から出て階段の昇降も体験しました。
教室に戻って体験者と介助者を交代。
全員が体験しました。
全ての体験を終えた生徒さんからは
「介助では声かけが大切だということがわかった」
「おじいさんや、おばあさんの手助けをしようと思う」など
感想発表がありました。
笛吹市社会福祉協議会では、地域共生社会の実現に向け、
地域住民と一緒に、誰もが安心して暮らせる地域づくりの推進に
取り組んでいます。
※福祉教育推進事業※
福祉教育やボランティア体験などを通じて、命の大切さを学び、児童・生徒の福祉のこころを醸成することを目的として、笛吹市内の小中学校を「福祉教育推進校」として指定し、社会福祉協議会より55,000円を上限として福祉教育に関する費用を助成する事業です。
助成金の財源は市民や法人の皆様からご協力いただいた、社会福祉協議会の会費が充てられています。
一宮地域事務所
声をかけ 支えあう町 いちのみや