2月18日に後見センター普及啓発研修、3月9日に市民後見人・市民生活支援員フォローアップ研修を行いました
2つの研修ともに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、やむを得なくオンライン形式で行いました。
2月18日の後見センター普及啓発研修については、「障がいのある子の親なきあとについて考えよう」のテーマのもと、講師を「親なきあと」相談室/渡部行政書士社労士事務所の渡部伸先生に講師をお願いして実施しました

このテーマで研修を行った経緯としては、精神障がいのある当事者の方より高齢の親御さんとの今後の生活についての不安の訴えをいただいたことがきっかけです。
今回の研修の中で、講師の渡部先生より、「親あるうちに、福祉サービスを積極的に利用したり、地域で支援してくれる方々とたくさんつながっておくことで、いざという時に頼れる人・支援の場を確保できる」ということをお伝え頂きました
参加者の方からは「家族が何をしたら良いのか、とてもよく理解できました。」「元気なうちに子供の将来を考え、準備しておくことが大切だと思いました。」とご感想を頂きました。
3月9日の市民後見人・市民生活支援員フォローアップ研修は、「身元保証問題における成年後見人等の役割について」をテーマとして、講師を山梨大学大学院教授の山縣然太朗先生にお願いして行いました

山縣先生からは、身寄りがなく医療に係る意思決定が困難な方についての医療現場のためのガイドラインについての説明と、後見人の本来の役割などをわかりやすくお伝え頂きました
参加者の方からも「とてもわかりやすかったです。」「関わっているチームでご本人の意志を尊重し、役割分担をしながら支援を続けます」との感想を頂きました。
今回ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました
今後共もよろしくお願いします