支援センターふえふきは、視覚障がい者でも身近な情報を得る手段として、「広報ふえふき」や協広報の「かけはし」を読み上げ、「声の広報」として、CDに録音し配布する事業を行っています。その読み上げと録音・編集作業を行う朗読奉仕員を養成する講座を、毎週木曜日の19時30分より、なごみの湯を会場に行っています。



既に前半部分は朗読の基本的技術を学んでいましたが、後半ではいよいよ録音作業の勉強です。以前は専用の録音機器を使用していましたが、ここ数年はパソコンを使用しての録音作業を行っています。
支援センターでは、今年も受講者全員にパソコンを用意出来るよう、様々なところに寄付をお願いしてきました。また録音はパソコンだけではなく、マイク等の録音機材も必要です。
今年の受講申し込みは12名。12台のパソコンと録音機器を用意し、昨夜から録音編集の勉強がスタートしました。

とはいえ・・録音どころか、パソコンにすら慣れていない受講者もいます。講師はそんな初心者にも丁寧に教えていきます。それに、パソコンの種類や録音機器も様々。受講者も講師も四苦八苦して初日を終えました。

しかし、機器は「習うより慣れろ」ですね。終わる頃には、皆さん録音が出来る状況にまで進むことが出来ました。道具は使いよう、ですね。

この講座が終われば、次は朗読奉仕員として声の広報の録音作業を担っていただけるよう、活動に参加していただきます。勿論、強制ではありません。大事な事は、こういった事を必要としている障がいの方はどこにもいて、色々な協力の形が有るのだと言うことを、皆さんに知っていただければと思います。
出来れば・・朗読奉仕員として頑張っていただきたいと強く思っています。
あと数回の講座です。皆さん、元気に参加してくださいね。