3月9日は、令和4年度の手話奉仕員養成講座最終日でした。年間40回の長い講義、大変お疲れ様でした。


この日は、今まで覚えた手話を使い、自分の思うことを発表する日でした。初日は自分の名前の手話を覚えるにも精一杯でしたが、皆さん自分の興味のある話を手話で披露されていました。皆さん一様にうのが、「手話はやって無いと忘れてしまう。」です。この講座が終わっても、様々な機会で手話を続けて行って欲しいと思います。
全体で8割を超える出席をされた方には、終了証をお渡ししました。次は手話講師を目指して、スキルアップをしていただけたらと思います。

講師と通訳者の方々も、大変お疲れ様でした。当講座は、笛吹市からの委託を受けて笛吹社協が実施しています。しかし、講師も通訳者もそれほど多くないことから、峡東3市の中で調整して、受講日や講師の調整をして依頼をしています。まるで駅伝リレーのようですね。

また、3月16日には、山梨県でも手話言語条例が制定されました。コミュニケーションの障がいは、ただ聞こえない・話せない・見えないだけではなく、生活全般への影響や、人との関わりの中で育まれるアイデンティティの確立にまで影響があります。
障がいへの理解をどんどん進めて参りましょう。