今年度も市民生活支援員・市民後見人養成研修(全4日間)を行いました





注1 「日常生活自立支援事業」とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が低下しているために、福祉サービスや金銭管理がうまくできない方を支援する事業です。(本人がこの事業を契約することを理解できる方に限ります。)
注2 「成年後見制度」は、日常生活自立支援事業の契約が難しい方や、ご本人だけでは各種契約や契約の取り消しが難しい方、また財産管理が難しい方を法律的に保護する制度です。

この研修では、日常生活自立支援事業(注1)の担い手である市民生活支援員と、成年後見制度(注2)の担い手である市民後見人として活動するために必要な専門知識や心構えを学びます。
研修後は現場実習もあり全過程を修了すると、晴れて「市民生活支援員」や「市民後見人」として活動することができます。
弁護士・司法書士・社会福祉士などの専門職の先生方や医師、笛吹市職員など、実際の現場で活躍されている多くの講師の方にご講義いただきました。
みなさん真剣な表情です

年金や税務、相続など身近だけれど難しい問題。後見人として必要な基礎知識を学びました

実際に市民後見人さんとして活躍されている方のお話。「市民後見人をやっているおかげで自分の生活も豊かになりました」と素敵なお言葉を

生活支援員さんは笑顔で、「私は世話好きな近所のおばさんみたいなものよ」と

受講者のみなさんも一緒に笑顔になりました。

4日間の研修を終えられた方に修了書の授与を行いました

受講者のみなさん、4日間おつかれさまでした。
講師の先生方から「真剣に講義を受けてくださる方ばかりで、頼もしく思いました。笛吹市の後見制度の未来は明るいね」という嬉しいお声をいただきました。
笛吹市は県内でも市民後見人さんの数が多く、現在17名の方が活躍されています。また生活支援員さんも8名いらっしゃいます。毎月ミーテイングを行うなど、不安なく活動できるように支援させていただきます!この「市民生活支援員・市民後見人養成研修」は毎年開催しています。ご興味のある方はお気軽にお尋ねください!
後見センターふえふき 担当 塩谷(しおや)寄特(きとく)
055-265-5182

