毎年好評のぎんなん販売ですが、先週、残ったぎんなんも含め、皆さんのお力にて完売しました。ありがとうございました。



ぎんなんは、支援センターの事業のひとつ「デイケア事業」の中の活動として行っています。デイケア事業は、笛吹市内には精神科病院が無いことから、精神科を退院して生活のリハビリを行う場として、また市域で孤立しないことを目的としたサロン的な場として、笛吹市から委託を受けて週2回の実施をしています。
ここ数年は障がいの方々が通えるサービス事業所も増えたことから、退院後は直接サービス事業所に通う方も増えています。しかし、どうしても長期入院された方は、体力的に続かなかったり、人と交わることが難しく、途中でやめてしまう方も多いのが現状です。デイケアは、様々な障がいの方や、発達障害のような方も広く利用していただき、社会参加を目指す場としています。
さて、デイケアは作業をして工賃を稼ぐ場ではないので、年金だけで暮らすような障がいの方は経済的にも寂しい時があります。そこで、この年末年始にはちょっと贅沢な気持ちになってもらうために、クリスマスには皆でケーキを買ったり、正月には新年らしいイベントを行ったりします。そのための資金として、販売を行っています。
今年もあとわずか。どのようなケーキを買いましょうか。
今年は更に。少しでもお正月の気分を盛り上げようということで、枯露柿つくりも行いました。現在、春日居福祉会館の窓の外で冷たい風に当たりながら枯露柿も完成に近づいています。これも、夏目柿の寄付を受けて、利用者さんたちが丁寧に皮を剥いて、ボランティアの方々と一緒に作りました。

今年ももう少しで終わりになります。デイケアでも、クリスマスの会をして、皆さんで大掃除をして、今年を終えます。来年は何をしましょうか。