今年度、浅川中学校では新たに
家庭科の授業「家庭生活と地域のかかわり」のなかで
笛吹市内、特に八代町に焦点を当てて
生徒が自ら体験し、考え、意見を交換する学習を行いました
第1回目は、知り、体験する学習「高齢者の疑似体験と車いす体験」
高齢者の疑似体験装具を装着して、日常動作を疑似的に体験することで
身体的特徴を理解し、高齢者の視点に立って考えることを目的に行いました

第2回目は、考える学習「高齢者の集いの場、サロンの活動を考えよう」
笛吹市内、特に自分たちの暮らす八代町の高齢者の現状を知り、
高齢者の集いの場であるサロンの目的を学んだうえで、
学生ならではの斬新なサロン活動の内容を考えてもらいました

第3回目は、互いに意見を共有する学習「住民にサロン活動の提案をしよう」
サロンを主催する民生委員やサロン参加者でありながら、シルバー体操指導員として
活躍する方や吊るし雛の先生として活躍する方を学校にお招きし、
生徒が考えたサロン活動の内容を住民の前で発表し意見交換をしました

そして今後、これまでの学びを活かし、
自分たちの考えたサロン活動を八代町内で開催しているサロンで実際に実践する学習を行う予定です!
生徒からこんなアイディアが出ました
・折り紙をして手先のトレーニングをしながら交流を深めたい!
・昔のおもちゃで遊んでふれあいながら高齢者と昔の話ができるだろうか?
・オリジナル体操を考えて高齢者のサポートをしながら一緒に運動不足を解消しよう!
・スノードームを一緒に作って視覚的な楽しみやもの作りの楽しさを共有しよう!
どの授業でも生徒のみなさんからは様々な意見や感想が出てきます。
高齢者に何かしてあげる、ではなく、お互いにできることを考え、
この授業をきっかけに日頃から生徒が
地域住民と繋がるきっかけになればと思います
生徒達の実践、あらためて皆さまにもお知らせしますね