支援センターふえふきでは、市内の障がい児者に関わる様々な事業の委託を受けて、サービスとして利用者に提供しています。
令和5年度同様、以下の事業を受任することになりましたのでお知らせします。事業に関しては、トップページの「社協が行う事業」にも掲載されています。
1,地域活動支援センター1型事業
市内に居住する障がい児者、或いは障がいの状況にある方なら、誰でも自由に利用できます。様々な活動の拠点として、仲間づくりの場として、憩いの場としても利用できます。
定期的に実施しているプログラムもあります。内容は、他のブログを参照してください。パソコン、畑作業などを定期に実施しています。
実施は、月曜から金曜日の8時30分から17時15分まで。土日祭日年末年始は休業、イベントのある日は休日でも開館します。基本的には無料で利用できます。
特徴として、峡東3市と提携を結んでいますので、山梨市・甲州市の方もどうぞ。
1型には職員が3名配置され、様々な事業に対応しています。強化事業として、市内の他の福祉事業所と協働したり、笛吹市だけではなく県内の関係機関と連携をしたり、各種学習会や研修会を企画実施したりと、障がいに関する様々なことを提供しています。
もうひとつの特徴は、春日居福祉会館内には、立ち寄り湯「やまゆりの湯」があります。市内で障害の手帳を提示すると、無料で入浴が出来ます。
2,地域活動支援センター3型事業 八代育美会・かすがいふれあい工房
地域内で、徒歩や自転車で参加出来る場所として、八代には育美会、春日居地区にはふれあい工房という、10人くらいの小規模で活動をしているところがあります。基本的には軽作業を中心とした活動で、わずかですが工賃も支給出来ます。
年間を通じて、小旅行をしたり、社協内のデイサービスと一緒に行事をしたりと、日々の活動を少人数で行っています。
3,意思疎通支援事業
笛吹市では、視覚障害の方の為に、市の広報「ふえふき」等を読み上げ、録音し、CDにして配布する「声の広報」発行事業があります。また、それらの活動に参加していただいたり、本の朗読などの活動をするボランティアの方を育成する「朗読奉仕員養成講座」を夜間に開催しています。
4,笛吹市生活支援事業
笛吹市内には、精神系疾患のための病院がありません。そのため、精神の疾患の方、障がいの方のリハビリや社会生活の訓練の場の提供として、精神デイケア事業があります。週2回の火曜日と金曜日に実施しています。
また、当事者同士の活動のピアサポート、災害対策の事業、社会参加のための各種事業なども含めた活動の場を提供しています。
5,笛吹市社会参加促進事業
スポーツを通じてのレクレーションや、芸術活動を通じての社会参加など、皆さんで一緒に体験出来る、様々な社会参加を目的とした事業を実施しています。
6,笛吹市相談支援事業(委託相談)
障がいに関する様々な相談支援を実施する事業です。法律で定めている障害者福祉サービスを利用する際のマネジメントを行う指定特定相談支援事業(計画相談)とは別に、サービス利用に限らない、日常の様々な相談支援を行う事業です。障害者手帳の申請のお手伝い、年金制度でのお手伝い、就労や住むことに関する相談など、多岐に渡る相談支援を行います。
このような事業を、令和6年度も笛吹市の委託を受けて、春日居福祉会館内の支援センターふえふきで実施しています。
ちなみに委託事業というのは、本来なら笛吹市が実施すべき事業を、より専門的な技術や視点で展開出来る事業所に依頼して実施するものです。
さて、市民の皆さんの手元には、社協の機関紙「かけはし」が届いていると思います。表紙には、昨年実施した社会福祉大会の写真が掲載されています。社会福祉大会の第2部では、共生社会をテーマに発表を行いました。
事例として取り上げたのが、障がいの方々と地域での防災でした。支援センターふえふきから2名、地域福祉課の課長も一緒になり、発表を行いました。これらも、委託事業を展開する中での研究と実践からです。
令和6年度も、これまで以上に地域活動支援センターの事業をご利用ください。よろしくお願いします。