11月27日、八代小学校6年生の授業で
福祉教育推進事業の一環として、
車椅子バスケットボールペンギンズの
和智さんと筒井さんによる講話・体験が行われました!
福祉教育推進事業とは・・・
市内の小・中・高等・特別支援学校を「福祉教育推進校」として指定し、福祉教育やボランティア体験などを通じて、いのちの大切さを学び、児童・生徒の福祉のこころを醸成することを目的として実施されています。

まずは、自己紹介やスポーツ用車椅子と普通の車椅子の違い、車椅子バスケの1チーム5名の障害の程度(重さ)のランクによる編成方法、車椅子の正しい乗り降りを分かりやすく説明してくださいました。

スポーツ用車椅子では、転倒防止のために後輪があるためちょっとした段差も登れないことや、日常使う車椅子では段差の上り下りの動作ができるまで何度も病院のリハビリを頑張ったことをお話してくださいました。
講話の後は、実際に子どもたちがスポーツ用車椅子に乗って体験です!

「おばあちゃんがいつも使用している車椅子は乗ったことがあります。でも、おばあちゃんの車椅子と違って進みやすいと感じました。」
「テレビでは車椅子バスケを見たことがあるけれど、実際に体験したのは初めてです。」
子どもたちは楽しみながら車椅子の利用方法を学び車椅子バスケの楽しさを感じたようです。
授業の最後に講師のお2人から6年生へメッセージがありました!
「実際に見たことも体験したこともない車椅子バスケに初めは戸惑ったと思います。でも、初めてのものを怖がらず、どんなこともポジティブに挑戦してほしいです。」
「スポーツは事故、怪我がつきもの。安全に楽しんでほしいと思います。」

授業終了後、使用した車椅子を車へ搬入しようとすると
沢山の6年生が車椅子の片付け作業を率先してお手伝いしていました。
このような姿からも福祉教育の意義を感じることができました。

和智さんと筒井さんは毎年、講師として八代小学校に来てくださっています。
今年もたくさんの学びをありがとうございました!!
八代地域サブテーマ
「あいさつから始める 気にかけ支え合える まちづくり」