ジチョーです。
あっという間に12月の末になり、今回はちょっと長いお休みに入ります。でも1月には虐待勉強会を始め、様々なイベントがありますので、充電させて下さい。
12月の動きです。
〇12月7日 地域福祉研究所 2024年冬の公開研究セミナー「どうする、どうしたい、わが国の障害者福祉施策」 に参加しました。
当研究所は、定期的に市町村を中心とした地域福祉の課題を研究する機関で、この日のセミナーは障がい者福祉の地域展開について話されていました。例えば地域の障がい者が暮らせるグループホームも増えており、自立した生活を地域で送れるようになっているけれど、報酬を含めた現制度は果たして地域での生活を送るということが言えるのか等のセッションを聞くことが出来ました。
〇9月14日、10月5日、11月2日、11月23日12月14日 やまなし市民後見人養成研修 山梨県社会福祉士会を開催しました。
市民後見人養成と言えば、笛吹社協です。山梨県では第一号となる市民後見人を誕生させたり、受任数も県で一番となっています。でも市民後見人研修は笛吹市だけではありません。昨年までは、山梨県立大学が県の委託を受けて実施していましたが、今年は社会福祉士会が委託を受けて実施。ジチョーも役員として参加し、研修を実施しました。
笛吹社協も、市民後見人研修を開催しますが、市民後見人どころか、後見人を担って戴ける人材が不足しています。せっかくならば、笛吹社協も色々なところと繋がりを持って、県全体を見渡せるような市民後見人研修を行いたいと思い、繋がりづくりの為に参加しています。来年も、笛吹市、そして山梨県(社会福祉士会)が実施しますので、市民後見人を担って戴ける方を募集します。講座はとても分かりやすく理解できる講義を考えていますので、どうぞ。
〇12月11日 差別相談員峡東地区研修会 に参加しました。
ジチョーは、障がい者差別相談員を県から委託されています。差別相談員は、地域で障がい者差別に当たる事項があった場合の相談窓口を担ったり、地域住民に向けての普及の活動を担う職員です。
この1年も差別的扱いを受けた障がい当事者の訴えを聞き、改善が図れるかを協議し、相談に繋げていきます。今回も県内の各相談を聞き、対応を学びました。差別的取り扱いの事例が、小冊子となっています。ジチョーは様々な機会で障がい者差別の広報、宣伝となるようなお話をさせていただける場を探しています。ご協力をお願いします。
〇12月14日 こころのバリアフリー研修 戸山サンライズ主催
障がい者への偏見や差別を解消することを目的に、こころのバリアフリーを推進するための知識を広げる研修です。今回の講師は、ご自身が視覚障がい者であり、大学の先生であり、福祉事業所を経営しているマルチな方です。ジチョーも下肢に障がいがある障がい者ですので、共感も多い研修会でした。障がいのある子どもは支援学校に行けばいい、と簡単に思っていませんか? 今や世界ではインクリュージョンといって、障がいの有無関係なく同じ学校に通って勉強するなんて当たり前になっています。
この他、山梨県社協「ko-kankai」、東北福祉大学福祉公開講座など、様々な研修会が昼夜とあり、参加しました。県外の機関が主催する研修会でも、今やオンラインで参加が出来るとても便利な時代です。どこに居ても学べる環境はとてもありがたい。
社協職員は様々な学びの機会を通じて、スキルアップをしていきます。令和7年も笛吹社協の各事業にご協力をお願いします。