まずは皆さんに感謝です。
先日、共同募金から春日居ふれあい工房に掃除機を戴きましたが、その受領式がNHKのニュースにて放送されました。あれから毎日、様々な方々から「見たよ」というお言葉を戴いています。あり
がたいです。
社協を代表しての挨拶をさせていただきましたが、改めて社協活動に賛同して戴いている皆さんのご協力があってこその受領だったと実感しています。
またお声をおかけ下さい。
さて、1月17日は山梨県社協が主催するco-cankaiというオンラインイベントに参加しました。
今回は、「はたらく ささえる研究」というタイトルです。社協と就労とはあまり関係が無い様に見えますが、皆が幸せに暮らせる地域づくりを目指すには、「働ける環境がある」ことは重要です。支援センターは障がい者が地域での活動を広げる場でもありますが、ゴールは「活動の場を提供する」ことに留まりません。社会に参加することが一番の目的です。しかし、仕事が出来る力はあるが、その障がい特性のために仕事と縁遠くなってしまう方々も多くいます。
例えば病気の特性で、集中できる時間が限られてしまう人は、1日8時間の勤務では長続きしないこともあります。例えば1日4時間なら働けるチャンスが広がる・・としたらどうでしょうか。また、人の目が気になって集中できないという特性がある方には、個室のような環境だったら・・というように、「仕事の形」をもっと柔軟に構えることは出来ないのでしょうか。
最初に、やまなし若者サポートステーションのコーディネーター・長谷川さんから、サポートステーションの活動と現状を紹介していただきました。
様々な状況などが重なって、本人の思うように動けない若者が専門的だったり状況に即したサポートを受けることで、就労が出来たり、閉じこもりにならないようなサポートを提供している団体です。若者なんだから、元気で働けるだろう、というのは今や昔の感覚。最近は若者に限らず、年齢も幅広い方が利用されているようです。
今回の参加者の中に、一般の会社経営をしている人が居ました。今や募集を掛けても人が集まらない。昔なら師弟関係のように鍛えて仕事を覚えさせるようなこともあったが、今では育てること、合わせることをしていかねばならない。でも、技術を身に着けてしまえば自信をもって仕事が出来ることも覚えて欲しい。と話していました。
この辺のことは障がいがあっても同じで、例えば一人で出来、短時間での専門的技術を身に付ければ良いかもしれない。障がいや病気の特性で、8時間勤務は難しいが、4時間なら集中して出来るとか、午後ならば集中出来る特性に合わせることも・・と、ジチョーは夢が膨らみます。
仕事というイメージではなく、自信をもって出来ることが、結果的に仕事になっている、なんて。
そんな思いを育めたco-kcankaiでした。
今後も山梨県社協は色々なテーマで行うとのことなので、仕事をしたい若者に限らず、特性をもった人でも仕事をさせてみたいという社長さんも是非。