2月2日(日)
笛吹市御坂生涯学習センターで、
笛吹市ボランティア連合会主催
災害ボランティアセンターの設置運営訓練
が行われました。

今回、約60人の参加者が集まり、講義と実践的な疑似体験を行いました。
●13:30 開会式・挨拶
挨 拶 笛吹市ボランティア連絡会 今泉 教秋 代表
●13:40 災害ボランティアセンター 学習会
講師:山梨県社会福祉協議会 福祉振興課課長 和田 豊 さん
内容:「災害ボランティアセンターの役割や機能について」
山梨県社会福祉協議会の和田 豊さんから、災害時のボランティア活動やボランティアセンターの役割や基本的な機能について詳しく解説してくれました。参加者は、災害時にどんな支援が必要になるのか、センターの仕組みや準備の大切さを学ぶことができました。みなさん、真剣にメモを取りながら、ボランティアとして何をすべきかを学んでいた様子でした。
●14:10 災害ボランティアセンター 活動疑似体験
全体指導:山梨県社会福祉協議会 福祉振興課長 和田 豊さん
実際に災害ボランティアセンターを設置する疑似体験が行われました。60人の参加者は、AグループとBグループに分かれて、それぞれボランティア側と運営側に分かれ、実際のボランティア活動を模擬体験しました。
初めは慣れない作業に苦戦する場面もありましたが、2回目には、参加者同士が役割を分担し、連携を取ることで、スムーズに進行することができました。この訓練では、実際に行動しながら学ぶことができたため、「講義だけでなく、実際にどう動くかを知ることができて良かった」といった声が多く寄せられました。特に、反復練習の重要性を実感した参加者が多かったようです。1回目でうまくいかなかったことも、繰り返すことで改善されることを体験でき、今後の災害対応に対する自信が深まったのではないでしょうか。
当日の様子
16:00 振り返り・閉会
笛吹市ボランティア連絡会 三枝 則子 副代表
訓練の最後は、振り返りの時間でした。参加者は、これまで学んだことをもとに、質問や意見を積極的に発表しました。
特に「災害時にボランティアとして具体的に何ができるか」「どのような支援方法が最も効果的か」といった実践的な質問が多く、専門的な意見交換が行われました。
参加者全員がより深い理解を得ることができ、防災活動への関心が一層高まった様子でした。
また、終了後アンケートでは以下のような意見がありました。
「活動疑似体験により、イメージが理解できた。」
「参加者の災害ボランティアに関する意識が非常に高いと知り驚いた」
「被災者の困りごと、ニーズが様々あり、ボランティアの必要を感じた」
「ニーズに関わるための各活動のボランティアの大変さを感じた。体験したマッチングもとても重要で経験者が必要と感じた。」
「講習を受ける人が限定的なので、広く市民に広報、参加(世代別)が必要ではないでしょうか?」
●まとめ:地域が一丸となって災害に強い笛吹へ
今回の訓練は、災害ボランティアセンター設置の基本を学ぶだけでなく、実際にどう行動すべきかを体験を通じて学べる貴重な時間となりました。災害は予測できないため、地域住民全員が協力して支え合う体制を整えることが非常に重要です。このような訓練を通じて、住民同士のつながりが強化され、災害にも強い地域づくりに発展することが期待されます。
訓練に参加した方々は、今後の災害に備えて準備をし、また、周りの人々と協力して地域の安全を守るための意識を高めていくことでしょう。これからも、このような訓練が継続的に行われ、さらに多くの人々が防災活動に参加することで、より安心で安全な地域になることを願っています。