2月19日、9時30分より笛吹市役所にて、今年度最後の笛吹市自立支援協議会本会が開催され、出席しました。
ジチョーは、相談支援部会長であり、協議会委員でもあるので、今年度後半の活動状況を説明しつつ、協議会全体への意見もしました。
特に障害者虐待の勉強会などについても説明を行いました。
他の部会報告も確認を行い、当事者家族部会、児童部会、事業所連絡会、委託相談連絡会、計画相談連絡会の活動発表も聞きました。
さて、今回の協議会では、市内の障害政策の動向を踏まえ、現在の活動状況を発表して欲しいとの依頼を受け、30分ほど時間を戴き、自分が関わっている事業の説明や、地域で課題となっていることなどを発表させていただきました。
まずは来月開催する地域啓発研修会です。
前回の自立支援協議会の中でも、「重度の方が入居できるグループホームが無い」という意見が出されました。確かに重度の方(どのような障がいが重度なのかはまた別の機会で)を積極的に受け入れるグループホームはまだ無いと思います。
しかし、それ以前の課題として、希望される方が自由に選べるほどグループホームが無いのです。まずは地域の中でこういったグループホームが増え、その中で重度の方でも受け入れしていこうという事業所が現れる、とジチョーは考えます。そのためには、地域住民が建設反対せず、地域にグループホームが有るのが普通という地域にしていく必要があると考えます。
また、全社協発行の「月刊ボランティア情報」に掲載された記事も公開・配布をしました。
その他にも、相談支援専門員の協会である「相談支援ネットワークやまなし」での活動報告。協会が行っている各種研修。そして、意思決定支援研修や、相談支援従事者の初任・現任・主任研修等の報告もしました。
また、障がい関係の施設では、年に1回以上、従事者への虐待研修を受講義務化されたこと、その研修はどのような内容なのかも説明を行いました。
出来れば事前に用意した10項目全部を発表したかったのですが、残念、30分で終了とさせていただきました。残りはまた時間がある時に再チャレンジです。
その他、市内の虐待に関する検討も行われました。
障害福祉はまだまだマイノリティであって、様々な事業を基に福祉事業を展開していますが、宣伝・説明が足りないと感じています。また、こういう機会に多くのことを知っていただけるよう、努力をしていきます。