今年度も、相談支援部会の部会長を担うことになりました、ジチョーです。
自立支援協議会は、市内の障がいに係る事業所や相談員、行政職員等で組織する協議会で、様々な課題を協議し、提言などを行うと同時に、人材育成や情報共有等も行うという会です。主幹は笛吹市基幹相談支援センターとなります。
その自立支援協議会は部会と連絡会等に分かれ、活動をしていきます。
相談支援部会は、様々な相談支援事業所やサービス提供事業所、保健師や行政、医療機関等、相談支援を行っている方々で組織する部会となっています。
令和7年度初めの部会では、この部会の基本的な指針や年間計画を協議しました。障がい児者の虐待に関する勉強会、障がい当事者が自身のことを語ってもらいつつ、参加者の皆さんでより良く地域生活が出来るようにアセスメントする演習、そして事例検討会を開催します。
今回から、新しく2人の相談員が参加し、名刺交換などの挨拶をする機会も作りました。
基本的には偶数月の第三水曜日の9時30分から、笛吹市役所にて行うこととなりました。
市内で障がいに関わる方であれば誰でも参加が可能です。是非一緒に学び、活動をしましょう。
基本指針などが決まった後は、第2部として学習会を開催しました。
今回の講義は「スーパービジョン」です。相談員の相談能力向上や燃え尽き防止などで様々な研修や育成の項目として、スーパービジョンは必須の項目になりつつあります。まずはスーパービジョンとは何かを共有しました。
ジチョーは、日本社会福祉士会が認定する認定社会福祉士であり、また認定スーパーバイザーを担っています。障がいの相談支援でも、主任相談支援専門員であります。この講義では、その研修で使用されている物を流用して講義としました。
その後に、参加者と一緒にスーパービジョンの演習を行いました。
この演習では直接的な問題解決を目指してはいません。そうではなく、相談員の視点や発想の元となるもの、また相談支援を必要となる背景などに気が付けるか、と言う視点でのスーパービジョンでした。
内容については、流石に現役の相談員さんばかり。押さえるポイントはしっかりと押さえ、その上で相談員としての思想を持って相手の話を聞いていました。スーパービジョンで一番大事なのは自己開示です。
自立支援協議会では、他の部会も様々な活動を行っています。是非一緒に参加しましょう。
ジチョーでした。